民秋 彩（たみあき あや）

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部卒業、同大学大学院修了。また、パリ国立地方音楽院-CNR-ピアノ科を審査員満場一致の１等賞を得て卒業。在仏中の2001年、(財)野村国際文化財団より助成を受ける。

ABC新人オーディション合格、イル・ド・フランスピアノコンクール（フランス）第１位、その他のコンクールで受賞。フランス各地で演奏活動を行う。国内では、ムジカーザにおける「未来からくる演奏家を聴く会」、白寿ホールでのピアノジョイントコンサート、カワイミュージックショップ青山での「トレモロ会」、サロン・ド・ノアンでのプレイエルを使用したオールショパンコンサートなどに出演。2006年には東京文化会館小ホールにおける（公社）日本演奏連盟主催「演連コンサート」でソロリサイタルを行い、好評を博す。以後、定期的にソロリサイタルを開催するほか、東京室内歌劇場主催による「シューベルト歌曲連続演奏会」に出演するなど、歌曲伴奏や合唱伴奏でも活動。

近年はソプラノ歌手で妹の民秋 理（たみあき みち）とのジョイントコンサート活動も行っている。

これまでにピアノを中島昌子、北川正、水谷稚佳子、小林仁、辛島輝治、クラウス・シルデ、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、吉川元子、エマニュエル・メルシエ、オリヴィエ・ギャルドンの各氏に、また室内楽をピエール・レアック、ポール・ブフィルの各氏に師事。

2013年まで白梅学園大学および東京成徳大学にて非常勤講師をつとめる。

現在、（公社）日本演奏連盟およびPTNA会員。

著書に「演奏力Up!のためのピアノ名曲集」、「Piano Lesson 初級」、「ひとりで学べるピアノワークブック」（共著、共同音楽出版社）がある。

現在、2児の子育ての傍ら、後進の指導に当たっている。

また、留学をきっかけに出会ったフランス語の探求にも変わらぬ情熱を注ぎ、仏検準1級、DALF C1を取得。音楽と言語の交差点における活動についても模索中！